２００２年４月２０日　　　

３年前からお手伝いしている鯉淵小学校の図書ボランティア活動のひとつで
図書室に置く本立てを作ることになり
「たまごの会」の仲間たちが山ねこ工作室に集まった。

この日は、それぞれのお子さんたちも来てくれて
あらかじめ作っていた設計図（山ねこ協力）をもとに作業を進めた。
「電動丸のこ」や「電動やすり」という初体験の道具に
初めは緊張気味の子どもたちも使っていくうちにその楽しさを知り
快音と共に歓声が響きわたった。
家では「のこぎり」すら怖くて体験させてあげれないという人もいて
子どもたちより、お母さんたちのほうがドキドキしていたかも知れない。
それでも、みんなで協力し合って、本立ては無事完成した。

私たちふたりで作るより、何倍も何倍も素敵に仕上がったのは
みんなのワクワク・ドキドキ・ウキウキそして、「ヤッター気分」が
いっぱい詰め込まれているからだろう。

にぎやかな声を聞きつけて
近所の子どもたちもやってきて
本立ての端材での木工作が始まった。
休憩中の大人の知らない間に、子どもたちの手によって
端材はキラキラ輝く宝物に変身した。
我が子のそんな力に、お母さんたちは
ことばにならない感動の笑顔を向けている。

「今日集まった記念に！」と本立ての背にみんなでサインを入れた。
総勢１９人の絵入りサインは圧巻！！
（もしも、鯉淵小学校に行く機会があって、図書室を覗いたら
ぜひ、みんなで作った本立てを見てね！）

「みんなで夢と希望を見つけよう！」と
３年前に生まれた「たまごタイム」に
私たちの夢や希望もふくらむ
そんなうれしい春の日になった。