２００１年８月２６日　午前９時から午後３時

山ねこ工作室がオープンして５年めに突入した。
去年の夏以来、秋も冬も春もビックに遊べず
そろそろ何かしたいなぁと思って、こんな企画を立てて呼びかけたら
子ども１４人、大人７人、総勢２１人が集まった。　

今回は、「無企画」そこが最大のポイント！！
誰が集まるのか？何人集まるのか？何をするのか？
それは、来てからのお楽しみ！
集まった人たちの中には、初対面同志がいるのもみそ！

山ねこ工作室という場所と時間を提供し
全員集合したあとは「みんなにおまかせ」という初めての試みだったが
中２のふみえちゃんが進んで議長になってみんなの意見を聞き
集まった意見を元に、子どもたちなりに時間配分を考えて
多数決しながら内容を決めた結果
「紙飛行機あそび班」と「木の工作班」に分かれて遊ぶことになった。

大人は、それらの遊びのお手伝い。
・・・と言っても、大きな子たちが
小さな子たちを自然に手助けしてくれて
私たちはそれを見守るだけとなった。
想像以上の子どもたちの優しさや思いやりやパワーに感動してしまった。

この日のフィナーレは、子どもたちで決めた「すいか割り大会」。
くじ引きで順番を決め、小さな子、大きな子入り乱れて
ワイワイガヤガヤ大騒ぎのすいか割り。そんな騒ぎに
すいかもみんなと一緒に遊べてうれしかったのか
めっちゃ甘くておいしい味でお礼を言ってくれた（？）。

「何もないところから生まれる遊び」
「夢中になって遊んだら次々と楽しいアイディアも浮かんでくる」
「楽しいことなら協力だって惜しまない」
・・・子どもたちには、たくさんのエネルギーがあることをあらためて知った。

子どもたちの力を信じて、大人が手を出しすぎず、口を出しすぎなければ
こんなにステキな子どもたちに出逢えるんだとしみじみ感じてうれしかった。