１９９９年８月２６日　午前９時から午後３時　

工作室の棚には「端材」と名前のつけられたコンテナがあって
木工の際に必ず出る「端材たち」が保管されている。

大工さんたちからは「木っ端」と呼ばれる「端材」も
山ねこ工作室にとっては「宝物」。
自宅のリフォームの時に出る「豪華な（笑い）端材」は
お願いして、必ずいただいている。

お隣の栗畑の隅っこには、枝打ちされた枝がたくさんある。
お隣さんの許可を得て、この枝も時々いただいている。
これがまた、山ねこ工作室にとっては「宝物」。

そんな宝物を自由に使って
子どもたちは好きなようにものづくり。

「作ったら、それで遊びたい」いや「遊びたいから作る」
わかるなぁ・・・その気持ち！

今日の締めくくりは、栗の枝で作った「パチンコ」を使って
家の前に広がる田んぼの畔道に立てた的をめがけて「的あてゲーム」。

真夏の昼下がり、みどりの風の中
みんなの真剣なまなざしと大きな笑い声がキラキラしてた。

この日は平日で、頼りの山ねこはお仕事のため
子ども１１人に、大人はたったの３人。

それでも、なんとかなるのは
子どもたち同士が助け合ってくれるから。
難しい道具を使う時には、年上の子どもたちが手助けしている。

子どもたちはみんな、大人が思ってる以上に
うーんと人に優しく、思いやりもあって、たくましいのだ！